こんにちは、ゲストさん!

女性のためのクリニック・ホスピタル特集
2018年9月25日

女性の部位別がん罹患率の1位である「乳がん」。

乳がんにかかる女性は年々増加の一途を辿っており、今では年間約9万人の女性が罹患するといわれています。

がん予防に効果的な「早期発見・早期診断・早期治療」のためには、若いころから関心を持つことが何よりも大切。

「北海道対がん協会」の方に乳がんに関する詳しいお話を伺ってきました。

今回お話を伺ったのは…

公益財団法人 北海道対がん協会
経営管理部 企画課 保健師 大西 彩香 さん(写真左)
巡回検診課 課長 今野 信代 さん(写真右)
道民の健康とがんの征圧を目的に、パネル展示や各種イベント、セミナーなどの開催を通して、がん予防やがん検診の普及・啓発に努めている。

Q1 乳がんになりやすい人はいるの?

A1

 

大西(以下大):「乳がんは主に40~50代の病気」と考えられがちですが、近年では20~30代や閉経後の発症数も増加傾向にあり、どの世代も決して安心はできません。さらに、初経年齢が早い、初産年齢や閉経年齢が遅い、出産経験や授乳経験がない、近親者に乳がんの既往歴がある……などといった方は、乳がんの罹患リスクが高いともいわれています。


今野(以下今):飲酒や喫煙の習慣もリスク要因として注意が必要です。また、肥満の女性は痩せた女性に比べ閉経後は特に乳がんにかかりやすいというデータもあります。罹患リスクの高い人はその危険性を認識し、生活習慣の改善と定期的な検診をおすすめします。

Q2 乳がんを早期発見するためには どうしたらいい?

A2

:まだ症状がないうちに、乳がん検診を定期的に受けることが大切です。厚生労働省では40歳以上を対象に2年に1回のマンモグラフィ検査を推奨していますが、40歳以前であっても気になる方やリスク要因が高い方には医療機関受診をおすすめします。一般的に若い方は乳腺密度が濃い傾向にあり、マンモグラフィ検査よりも超音波検査の方が適しているといわれています。


:また、定期検診と並行して行ないたいのが「セルフチェック(自己触診)」です。乳がんは自分で発見できる可能性が高いがんで、患者さんの中には、セルフチェックがきっかけになった方もいらっしゃいます。定期的に行なううちに、自分の乳房の通常の状態がわかり、小さな異常を早く見つけられるようになります。閉経前の方は乳房がやわらかくなる月経終了後4~5日後を目処に、閉経後の方は一定の日にちを決めて、毎月1回のセルフチェックを習慣化させましょう。

Q3 乳がん検診は どのようにして行なうの?X線撮影の副作用はない?

A3

:従来は視触診による検診でしたが、'04年度に国の指針が改められて原則、40歳以上を対象にマンモグラフィ検査による検診になりました。マンモグラフィ検査によって浴びる放射線量は人が一年間に浴びる放射線量を考えると、過剰な心配は必要ないといわれています。

 

:乳がん検診は自治体による検診、職場での検診、自己負担での個別検診があります。自治体の乳がん検診では検査費用の助成が受けられますが、市町村により助成対象が異なる場合がありますので、詳しくは自治体のホームページやがん検診担当窓口にてご確認ください。

「北海道対がん協会」には
女性の専門技師も在籍しているので安心。
女性という同じ立場で親身に対応してくれる

乳がん検診ではマンモグラフィ装置の精度管理や撮影をする診療放射線技師の技術、画像を診断する医師の読影技術が重要。

「北海道対がん協会」では「日本乳がん検診精度管理中央機構」が定めた基準に準拠し、撮影や読影を行なっており、また同協会では乳がん検診のほか子宮がん、肺がんなど6つのがんの検診を行なっており、事前予約により検診の同日受診も可能。

放射線技術部 放射線科 主査/小松 靖子さん
放射線技術部 放射線科 主査/小松 靖子さん

【まとめ】早期発見・早期治療のために、まずは検査を

乳がんの罹患者数は30代後半から増え始め40~50代でピークに達します。

がんの予防には「早期発見・早期診断・早期治療」が何よりも大切ですが、北海道のがん検診の受診率は31.2%(※)と全国平均の36.2%を下回っており、欧米の80%を越える受診率とは未だ大きな開きがあります。未来の自分のためにも、まずは最初の一歩を踏み出してみて。

*「国立がん研究センターがん対策情報センター」国民生活基礎調査による都道府県がん検診受診率データ(2016年、過去2年)

 

 

月に1回自分でcheck!
乳がんセルフチェックの8つのステップ

毎月生理後、4~5日後くらいに行ないましょう。日ごろから乳房の状態を知っておくことで、異常を早く見つけることができます。

1. 鏡に向かい、まずは両手を下げた状態での左右の乳房の形状を覚えておきます。
1. 鏡に向かい、まずは両手を下げた状態での左右の乳房の形状を覚えておきます。
2. 両腕を上げて、乳房の正面、側面、斜めから見て、くぼみやひきつれはないか、乳首がへこんだり、湿疹やただれはないかをチェック。
2. 両腕を上げて、乳房の正面、側面、斜めから見て、くぼみやひきつれはないか、乳首がへこんだり、湿疹やただれはないかをチェック。
3. 仰向けで、右肩の下に座布団か薄めの枕を敷き、乳房が脇に流れずに平行に広がるようにします。
3. 仰向けで、右肩の下に座布団か薄めの枕を敷き、乳房が脇に流れずに平行に広がるようにします。
4. 右乳房を左手の指先で、つまむようにではなく、必ず指の腹で乳房全体を探ります
4. 右乳房を左手の指先で、つまむようにではなく、必ず指の腹で乳房全体を探ります
5. 右腕を後頭部にまわし、右乳房の内側半分を左手の指の腹で軽く押してまんべんなく触れ、しこりがないかなどチェックします。
5. 右腕を後頭部にまわし、右乳房の内側半分を左手の指の腹で軽く押してまんべんなく触れ、しこりがないかなどチェックします。
6. 次に右腕を自然に体の横におき、右乳房の外側を左手の指の腹でまんべんなく触れ、同じくしこりを調べます。
6. 次に右腕を自然に体の横におき、右乳房の外側を左手の指の腹でまんべんなく触れ、同じくしこりを調べます。
7. 左乳房も右と同じ要領で内側、外側に触れてチェックします。
7. 左乳房も右と同じ要領で内側、外側に触れてチェックします。
8. 最後に、左右の乳首を軽くつまみ、乳を搾り出すようにして血液などが出ないかを調べます。
8. 最後に、左右の乳首を軽くつまみ、乳を搾り出すようにして血液などが出ないかを調べます。

「北海道コカ・コーラボトリング」が実施している ピンクリボン活動支援

大きな募金箱「ピンクリボン活動支援自動販売機」


売上の一部が「北海道対がん協会」に寄付され、設置地域において常にピンクリボン活動のメッセージを発信し続けているこの自動販売機。

 

飲料を購入することで身近に募金活動に参加ができ、約100の企業・団体がこの活動に賛同し、設置・寄付の協力を得ている。

道内に約150台設置!
道内に約150台設置!

「ピンクリボン活動支援自動販売機」で集まった寄付金


'17年 2,707,962円 

'10年スタートからの累計は 11,988,090円!

 


寄付金10,000,000円突破記念
「ピンクリボンオリジナルクリアファイル」を制作

'18年9月4日「ピンクリボンオリジナルクリアファイル」の制作発表会が開催された。ピンクリボン自販機の累計寄付金額10,000,000円突破を記念して制作したもので、札幌市立大学のデザイン学部の学生がデザインしたものから、厳選された1点が採用された。ピンクリボン活動支援自動販売機にも同デザインのポスターが掲示される予定。

「コカ・コーラ工場見学&乳がん検診バスツアー」

 

寄付金の一部が活用されています! '16年より、ピンクリボン活動の一環として「北海道対がん協会」とコラボした、「乳がん検診バスツアー」を実施。気軽に乳がん検診を受けてもらうことを目的としたこのバスツアーは、乳がん検診が初めての人、しばらく受けていない人が対象。工場見学、乳がんに関するミニ講話、ランチ後に検診と、内容充実。「受診のいいキッカケになった」、「定期的な検診の大切さがわかった」など参加者に大好評を得ている。

ツアー参加でかわいらしい 乳がん検診啓発グッズも もらえます!
ツアー参加でかわいらしい 乳がん検診啓発グッズも もらえます!

2018年のバスツアーも実施決定!

 

スケジュール

【日時】 2018年10月24日(水) 9:00~15:00

【参加】 無料 ※希望者には、その他検診を有料で実施
【集合】 テレビ塔北側 北大通(大通西1丁目)
【移動】 北海道対がん協会送迎バス
【工場見学】 北海道コカ・コーラボトリング札幌工場(清田区清田1条1丁目2-1)
【ミニ講話ランチ】 「乳がんについて知ろう」 北海道対がん協会

【移動】 北海道対がん協会送迎バス
【乳がん検診】 北海道対がん協会 札幌がん検診センター(東区北26条東14丁目1-15)
終了次第各自解散

 

応募方法など、詳しくは「北海道対がん協会」ホームページにて確認を。

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