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【たすけてドクター】081.不意に目覚めてしまった時、基礎体温はいつ計ればいいの?

2018年8月1日

不意に目覚めてしまった時、基礎体温はいつ計ればいいの?

Q. 私は眠りが浅く、少しの物音で起きてしまいます。朝、予想外に早く起きてしまって、もう一度寝たいと思う時があるのですが、基礎体温はその時に計るべきですか? それとも、もう一度寝て目が覚めたときに計るべきですか? 基礎体温について調べても、「目が覚めたとき」としか書いていないのでどうしたらいいかわかりません。教えてください。
(25歳・会社員)

 「基礎体温を計る時は、5時間以上の睡眠をとった後」などとよく書かれていますが、最低でも5時間くらいの熟睡時間は必要でしょうか? けれども、継続して5時間以上の睡眠がとれない場合はどうしたらいいですか?
(35歳)

A. 基礎体温はホルモンの動きが分かり、排卵日や生理開始日の予想、出血があった場合にそれが不正出血なのか生理なのかを判断する情報を与えてくれます。最近は、ご自身の判断で体温表をつけていらっしゃる方が増えており、婦人科医としても嬉しい限りです。

 さて、測定時間なのですが、物音などでの目覚めについては気にする必要はありません。寝直せるなら寝直し、起きた時間に計りましょう。3~4時間しか睡眠を取らない方もいらっしゃるでしょうし、睡眠時間は5時間を切っていても大丈夫です。早く目覚めてしまい、もう眠れないという場合には、その時点で測定してしまって構いません。

 要は大体同じような時間に計ることが大切なのです。通常計っている時間と3時間以上ズレがある場合は、参考値として記録表の備考欄にその旨を記載しましょう。

 毎日キッチリ測定するのが理想です。ただ、目的にもよりますが、低温期と高温期の確認だけをするのであれば、記録表がある程度不十分でも用が足ります。体温測定がストレスになるようでしたら、医師にご相談ください。

poroco本誌過去掲載分から一部抜粋で掲載しています。

 

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