今月の一杯　～飲み歩き日記～ Vol.2

「仕事柄」ということを言い訳に、いろんな場所で飲み歩きするのが大好きな私の出合った美味しいお酒を毎月紹介していきます。
少しずつ寒くなってきていますが、ゆっくりと美味しいお酒をいただくのには秋はいい季節ですよね。今回は赤ワイン、日本酒、シャンパンをそれぞれご紹介します。

最初の一杯は、9月にオープンしたばかりのフレンチAKI NAGAOの新店ワインバー「wineman」でいただいた「ENIRA（エニーラ）レゼルヴァ2007」。
今、じわじわ注目されているブルガリアワインですが、こちらはなんとハプスブルク家の末裔、ナイペルグ伯爵という方がつくった「伯爵のワイン」とのこと。

グラスに注ぐと濃いルビー色、メルローの果実の香りと甘味があり、濃厚なしっかりした赤ワイン。深い時間に飲みたくなる、秋の夜長にぴったりの一杯でした。

wineman

札幌市中央区南4条西4丁目

第5グリーンビル5F

011-215-0315

次は、いつもはワイン党の私が驚いた日本酒の一杯です。
日本酒がメインの明るく入りやすい「やまびこ酒店」に、超日本酒党のみなさんと訪問。その時に出していただいたのが、まさに古酒の日本酒、オンパレード！
これまでも何度か古酒を飲んだことがありますが、ここの古酒のラインナップの豊富さ、そして面白さにビックリ。
その中でも広島の「オールド龍勢　1999年」は、超辛口純米酒を3年間冷蔵庫に入れ、その後は常温で熟成させた古酒。深い飴色、辛口でもまろやかでコクがあり紹興酒を思わせる味わいです。

「これが本当に日本酒！？」という味わいで、なんだか古酒にハマってしまいそうです（笑）

やまびこ酒店

札幌市中央区南4条西4丁目

MYプラザビル7F

011-522-8833

世界的美食ガイド「Gault & Millau（ゴ・エ・ミヨ）」と、グランビスタ ホテル＆リゾートの「札幌グランドホテル」「札幌パークホテル」が初のコラボ企画。同書で「アジアのベストパティシエ賞」を受賞した、東京「ESqUISSE」の成田一世シェフ・パティシエと、両ホテルの総料理長が共同で「Best Pastry 2018 世界にひとつだけのスイーツ from 北海道」と題した11月限定スイーツを開発しました。
最後の一杯は、このお披露目会でいただいた「ローラン・ペリエ ロゼシャンパン」。

しっかりした味とフレッシュさが共存し、とてもエレガントなシャンパン。ブドウを自然に発酵させる「マゼラシオン製法」でつくられているため、フレッシュさが際立ちます。
このスペシャルスイーツには、このシャンパンがぴったりマッチ！こんな大人の組み合わせがあるなんて……まさに至福のひとときでした♪