さっぽろカフェ連載(3)/坂ノ上の最中
温泉街の新たな名物
「坂ノ上の最中」のお菓子を食べたらきっと驚く。
温泉街のおやつとは温泉まんじゅうよろしく、素朴なものがウケる! という概念をまったく覆されてしまった。とにかくオシャレであか抜けていて、なんならそれを求めてわざわざ行くほどの価値がある。
同店は「定山渓第一寶亭留 翠山亭」に併設されている。
新感覚! 和と洋を組合わせたモナカ
こちらで提供している「MONAKA」は和菓子ではなく、モナカの皮で包まれたパティシエメイドの繊細な洋菓子。ピスタチオのガトーやクレームパティシエ、フルーツのソースなどが盛り込まれた本格的なもので、その食材の組合わせにも感動せずにはいられない。たぶんパイにすると食べにくかったり、重かったりするのだろうが、モナカの皮なのでその辺がいい感じ。
食感もごちそう
モナカは職人が一枚ずつ焼き上げたものを、提供されてから自分で包んでいただくスタイル。
「サクッ、サクッ、」
その食感のよさといったら!!
まるで寒い冬の日の早朝に現れた、霜の柱を踏みしめたときの心地よさとでも申しましょうか。
手でつまんで食べられる気軽さもあり、小さな子どもから年配の方まで幅広くよろこばれそう。
大人がのんびりできる空間
店内で食べるならぜひドリンクとセットで。コーヒーや紅茶はもちろん、フレバーティーや緑茶、デトックスドリンクが楽しめるドリンクバーが付いてとってもオトク。ソファ席もあり、ゆったりと過ごせるラウンジなので、時が経つのを忘れてしまいそう。
ぜひこちらのスイーツは購入からなるべく早く食べて欲しい。きっと「お菓子はできたてが一番!」を改めて感じさせてくれるはず。
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