とある日の晩酌 ~酒とアテ~ Vol.7
愛知県・澤田酒造の本醸造「白虎 からから」
今日ご紹介するお酒は、愛知みやげにいただいた「「白虎(はくろう) からから」です。自分であまり「ワンカップ酒」を買うことはありませんが、ご当地ワンカップはパッケージもかわいくて、いただくとうれしいです。
「からから」は、本醸造で冷酒でも熱燗でも楽しめるとのことだったので、まずは冷酒で一杯。酸味と旨味がしっかり感じられる、辛口できりっとした味わいでした。味見をしてみて、「コレは熱燗にしたい」と思い、今日のアテのメインは「おでん」にしてみました。
今日のアテは、おでんと鶏肉の和風トマト煮
熱燗のアテには、やっぱりおでん! ということで、作ってみました。おでんは、自分の好きな具材をコトコト煮込むだけで簡単にできるので、夕食のメニューに困ったら作ってしまいます。
おでんのネタは、ほとんど定番のもので作りましたが、私がおでんに必ず入れるのは「タマネギ」です。タマネギは、芯をつけたまま四つ割にして、ごろっとした状態で煮込みます。すると、タマネギの甘みがダシにとけこみ、また、タマネギにはダシの旨味がしっかり入り、やさしい味わいのおでんになりますよ。熱燗にもぴったりです。
普通に作ろうと思うと、コンソメやブイヨンで煮込んで、洋風になりがちなトマト煮ですが、今日は、日本酒に合うようにできないかなと思って、和風ダシで煮込んでみました。好みは分かれるかもしれませんが、和洋折衷な味で、個人的には満足な仕上がりに。
材料は、鶏モモ肉、白菜、シメジ、マッシュルーム、トマト缶、彩り用の小ネギ。
作り方はいたって簡単に。
塩コショウで下味をつけた鶏肉を、ガーリック&オリーブオイルで炒め、ある程度火が入ったら、ほかの具材も入れて炒め合せます。そこにトマト缶(カット)とかつお&昆布ダシを適量入れて、具材がやわらかくなるまで煮込むだけ。
トマトの旨味と和風ダシ、鶏肉とキノコの旨味が調和して、いい感じにできました。なぜかガーリックも合う!
トマト缶がないときは、トマトジュースや甘み(フルーツ果汁)を加えていない野菜ジュースでも代用できますよ。
北海道の寒い冬を乗り切る、あつあつの晩酌でした
本醸造「からから」は、やはり熱燗にすると、アルコールの角が取れて、
酸味もまろやかになり、より美味しくいただけました。
普段は冷酒ばかりですが、たまには熱燗もいいかも。
さて次回はどんな晩酌にしようかな。