【たすけてドクター】085.高温期の体温が38度近くになる。原因はなに?

2018年8月1日

高温期の体温が38度近くになる。原因はなに?

Q. ここ数カ月、基礎体温の周期が高温期に入ると、日中の体温が38度近くまで上がり、体がだるくて辛くなります。自分でつけている基礎体温表を見ても、以前は低温期が36.2度前後、高温期では36.6度前後という状態でした。生理周期は28~30日で、生理不順もありません。何が原因でしょうか?
(30歳・公務員)

A. 「高温期が38度近くになる」とのことですが、37度くらいになる方は時々いらっしゃいますが、黄体ホルモンによって上がるにしては少し高すぎますネ。朝の基礎体温ではなく、日中の普通体温を計ってみて微熱がなければ問題はないと思いますが、もし高いようであれば一度内科を受診して調べていただいた方がよいでしょう。

 内科的な原因がないとすれば、高温期になんらかの原因で黄体ホルモンの感受性が上がり、その結果、基礎代謝が上がっているのでしょうが、はっきりとした原因の特定は難しいですネ。

 一時的に低用量ピルなどを用いて2~3サイクル程生理を起こさせて、その後普通の生理周期に戻せば、正常の基礎体温に戻るかもしれません。あまりつらければ基礎体温表を持参されて、婦人科を受診してみてください。

poroco本誌過去掲載分から一部抜粋で掲載しています。

 

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