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とある日の晩酌 ~酒とアテ~ Vol.10

グルメ 2019年6月6日

'16年の新潟県糸魚川市大規模火災から復活した酒蔵「加賀の井酒造」の限定酒

'16年12月に起きた、新潟県糸魚川市大規模火災。まだ記憶に新しいと感じる人も多いのでは? かなり広範囲が焼け野原と化した火災で、私もテレビのニュースを見ながら悲しい思いでいっぱいになった記憶が今でも残っています。

 

今日ご紹介するのは、その火災によって酒蔵の敷地のほぼすべてが焼失してしまったという「加賀の井酒造」の「限定樽酒 純米吟醸 加賀の井」です。以前、デパートの催事に訪れたときに、出店していて、そのときにはじめて酒蔵の復興を知り、迷わず購入したお酒です。催事だったので、特別仕様で樽詰めにしてあり、その場でボトルに詰めてくれるというものでした。復興まで、いろいろな苦労・困難があったことと思いますが、またこうして美味しいお酒を造っていただけて、ありがたい限りです。

 

さっそくいただいてみると、やや辛口で、樽詰めの効果もあり、お酒に樽の香りがほどよく移り、個性的なお酒でした。この樽の香りがクセになりそうです。香り豊かなお酒なので、食中酒にぴったりで、中華などの味や香りが強いお料理にも合いそうです。

 

今日のアテも簡単なものを・・・・・・

「トマトと三つ葉のサラダ」
「トマトと三つ葉のサラダ」
「アスパラとチーズ春巻き」
「アスパラとチーズ春巻き」
「カブとサーモンのカプレーゼ風???」
「カブとサーモンのカプレーゼ風???」

今日のアテには、お酒の香りに負けない、「香りが立つ食材」を使おうと思い、「トマトと三つ葉のサラダ」を作ってみました。作ったと言っても、野菜を切るだけの料理ですが・・・・・・。トマトにたっぷりの三つ葉とカツオ節をのせて、ポン酢・柚子胡椒・アマニ油を混ぜたドレッシングでいただきました。

 

そして、旬のアスパラと、このお酒に合いそうなチーズを使って、「アスパラとチーズ春巻き」を。具材を春巻きの皮で巻いて、揚げ焼きにするだけの簡単おつまみですが、私にしては手間のかかるひと品でした(笑)

 

最後に、見た目が少~しだけカプレーゼっぽい、「カブとサーモンのカプレーゼ風???」。カブを薄めに切って、うっすら塩を振って少ししんなりさせておき、サーモンのお刺身と交互に並べて、オリーブオイルと「燻製塩コショウ」で味付けした、簡単おつまみです。スモークサーモンを使うなら、普通の塩コショウでよいですが、今回はお刺身用のサーモン(味なし)を使ったので、最近お気に入りの「燻製塩コショウ」でアクセントをつけてみました。燻製の香りもお酒によく合いましたよ。

今日の晩酌はしみじみと

今日は、大火災から復活した酒蔵の特別なお酒を味わえて、感慨深い晩酌でした。

困難にもめげない、造り手の想いに感動です。

さて、次はどんな晩酌をしようかな。

※2021/4/1以降の各記載価格はすべて消費税込価格となります。
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編集IY

晩酌とクラシック音楽が好き。日々美味しいお酒の情報を集めています。

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