こんにちは、ゲストさん!

「劇場版 おいしい給食 Final Battle」凱旋上映&トークイベントに行ってきました!

グルメ 2024年3月24日

2024年秋の「北海道フードフィルムフェスティバル」のプレイベントとして開催!

左から、岩淵規プロデューサー、主演の市原隼人さん、綾部真弥監督
左から、岩淵規プロデューサー、主演の市原隼人さん、綾部真弥監督

2024年11月22日(金)〜24日(日)に開催される食と映画の祭典「北海道フードフィルムフェスティバル」

北海道の食と映画コンテンツを一緒に楽しむ、今までにない映画祭として今から注目を集めています!

そのプレイベントとして、3/20にサツゲキにて、映画「劇場版 おいしい給食 Final Battle」劇場版パート1 凱旋上映&トークイベントが開催されました!

 

ゲストに、主演の市原隼人さん、綾部真弥監督、岩淵規プロデューサーを迎え、2024年5月24日(金)公開の劇場版最新作「おいしい給食 ROAD TO イカメシ」に先駆けて、「おいしい給食」への思い、第一作目のこと、函館で撮影を行なった最新作の裏話などを聞くことができましたよ。

 

市原さん
「たまらなく好きになった北海道の地に戻ってくることができて、心からうれしく思います。一昨日は、鈴木知事のもとへ、昨日は函館の大泉市長のもとへ表敬訪問をさせていただきました。鈴木知事とは一緒に給食を食べさせていただきました」と会場の笑いを誘い、終始笑いの絶えないトークショーでした。

「おいしい給食」は2019年10月にドラマがスタート。現在、ドラマが3シーズン目、劇場版が次の最新作で3本目という人気シリーズとなった

綾部さん
「(第一作目の劇場版を制作していた)当時は、全く続編のことは考えてなくて、もうこれが『おいしい給食』の集大成だということで、全力を捧げて、もう全て出し惜しみなくやったんですよ」
「なので、まさか1作目が『Final Battle』で2作目が『卒業』というね、ずっと閉店セールみたいな(笑)。第3弾もやらせていただくというのは、我々スタッフ・キャストも誰も想像していなかったことで、ここまでたくさんの方に見ていただいたからこそ続けてこられました」

 

市原さん
「1作目のときはコロナ禍で、舞台挨拶ができなくなってしまって。本当に悔しかったです。そんな思いを抱えてシーズン2を作らせていただくことになり、表現者としても、エンターテイメントとしてもすべて入れてやろうと。さらにシーズン3となって、今できる全てを注いで、お客様に感謝の気持ちを注いで作っています」
「なかなかないんですよ、こんな家族のようなチームでできるのは。製作・監督・技術・スタッフ・演者みんなが一致団結して作っているんです。(出演する)子どもに対しても、どこの作品現場よりも愛情を込めて、映っていないところでも子供たちのことを思って。そんな作品が、こんなに続いて本当にうれしい限りです」

サツゲキの階段には、サイン入りのポスターも!
サツゲキの階段には、サイン入りのポスターも!

1作目「劇場版 おいしい給食 Final Battle」の公開時はコロナ禍で、舞台挨拶が行われなかった。今回は4年の時を経て、劇場でのトークショーが行なわれた

市原さん
「本当に本当に悔しかったんですよ。こういうときこそ、我々が普段向き合っているドラマや映画や舞台で、何かお客様の力になれるんじゃないかということを心から信じていたので、本当に悔しかったです。ふがいない思いを抱えながら、でもだからこそ作品の存在意義、自分の表現者としての存在意義を見つめる大きなきっかけとなりました」

 

綾部さん
「『Final Battle』は、僕もいろんな映画やドラマを作ってきてるんですけど、特別な思いがある映画です。2020年3月に公開してすぐに、緊急事態宣言があり、日本全国の映画館が全て閉じてしまいました。2カ月間スクリーンには何もかからないという、映画界一番の危機があって。6月ですかね。もう一度スクリーンが開き始めて、僕自身、一般のお客さんとして、最初にこの『Final Battle』を映画館に行きました。3分の1とか半分ぐらいのお客様に来ていただいて、親子連れの方が笑っていたり、年配の方が泣いていたり、とても素敵な空間で。そのときに僕は奮い立って、もう1回『おいしい給食』を続けようと、絶対満席にしたいと、そう思ったんです。本当に宝物のような、僕の子どもというか、大好きな作品です。これが、今日満席で、これだけの方に観ていただけるというのは、もう本当にうれしいですね。ぜひ思い切り笑って泣いて、観ていただけたらなと思います」

直近のドラマシーズン3から舞台を函館に移し、劇場版最新作「おいしい給食 ROAD TO イカメシ」も函館が舞台に

岩淵さん
「作品を作るにあたって、いろいろ給食をリサーチするのですが、その中で脚本家の永森さんが「函館ではイカメシが給食に出る」と。それを聞いてずっと気になっていていたんです。永森さんが朝から晩まで、3食イカを食べるイカ好きだったことと、函館に来たかったということもあり(笑)」

綾部さん
「ロケハン・取材などで何回か函館に来させていただいて、撮影に入ったのですが、撮影の日が目が開けられないぐらいものすごい強風で、カメラもグラグラ海岸沿いで揺れてしまって。みんなで必死でカメラを抑えながら、文字通り渾身の力を込めて、一つひとつ丁寧に撮ったというのが覚えています」

市原さん
「撮影前なんですが、函館に入ってすぐ、子供たちに観光させてあげたいということで、函館山を一緒に登ったんです。役者ということも忘れて、みんなで記念写真を撮りながらワイワイ楽しく登ったんですけど、函館ってこんなにみんなを笑顔にしてくれるんだと感じました」

5月24日(金)公開の劇場版最新作「おいしい給食 ROAD TO イカメシ」の見どころは?

綾部さん
「甘利田先生が給食を食べるシーンは今作も変わらずに見どころなんですが、ドラマのシーズン3の最後あたりに出てきた学芸会『ホワイトマン』が、映画で作演出・甘利田幸男で上演されます。子どもたちがキラキラ輝いております。また、甘利田先生がイカメシにたどり着くのか着かないか、夢は叶うのかどうか、ぜひお楽しみいただけたらと思います」

市川さん
「重複するんですけども、学芸会が一つの軸になっていて、子どもたちが一生懸命向き合ってやっているんです」
「本当にカットする場面が多いんですよ。シーズン1からそうなんですけども、『使わなくてもいいですから、いろんなこと挑戦しましょう』というお話をさせていただいて。給食を食べているシーンもいろんな食べ方しているのですが、8割ぐらいカットされているんです。学芸会の子どもたちは、本当に一生懸命頑張っています。そんな思いを汲んで、暖かく見守っていただけたら幸いです。そして、甘利田幸男は酒席が鬼門だなと(笑)」

岩淵さん
「全部見どころ、ということしか言えないですね。もしかすると僕が出てるかもしれません(笑)。そこが一番見どころかもしれないです。本当にいろんなものが散りばめられているので、隅から隅まで全部見ていただければと思います」

市原さん
「お子様が見ても楽しめて、大人の方が見ても、道徳心や教養、新たな知識を味わえる、1980年代の日本の古き良き心を感じていただける作品となっております」
「滑稽でも好きなものを好きと言って、精一杯生きているを甘利田を見ていただき、人生の活力の一部でもしていただけたら幸いです」

 

※2021/4/1以降の各記載価格はすべて消費税込価格となります。
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poroco編集部

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