さっぽろパンスタイル(17)/boulangerie Mure.
札幌で活躍するパンコーディネーター・森まゆみさんのWEB連載。
札幌のパンにまつわる、あれやこれやの美味しいお話をチェックして!
boulangerie Mure.(ブーランジェリー ミュール)
2017年9月にオープンした住宅街の人気店。
約80種類のパンが並ぶ店内は食パンを含めた食事パンが4割、
菓子パンが3割、総菜パンが3割の構成。
感染対策をしっかりしている店内では、
一度に入店出る人数は4人まで、パンは一つ一つ個包装しています。
看板商品は「西野ブレッド」
ミュールの看板商品は2種類の食パン。
「西野ブレッド山」と「西野ブレッド角」各1本590円。
地元に愛されるパン屋になりたいと地域名の「西野」を入れて命名。
国産小麦と外麦を混合して加水率90%で、耳までやわらかい、しっとりふわっふわの生地に仕上げました。
甘さを抑えたシンプルな味わいの「山」
ほんのり甘さがある「角」
ぜひ、ご予約を!
塩チョコハンガーパン
店内に入ってすぐ正面に見えるのが「ハンガーパン」
「塩チョコハンガーパン」140円は、
岩塩をまぶしたカリカリのハンガーパンに
チョコレートとチョコスプレーをコーティング。
プレゼントにも喜ばれそう。
マリトッツオ
春から販売しているマリトッツオは写真4種類のほかにプレーンを加えて5種類。
やわらかな菓子パン生地に、ミルククリーム×カスタードクリーム×生クリームをブレンドしたミュール特製ミルクカスタードクリームがたっぷり。
「いちごのマリトッツオ」267円
「オレンジのマリトッツオ」267円
「マスカットのマリトッツオ」267円
「マンゴーのマリトッツオ」269円
※7月からは暑い季節でもさっぱりと食べられるレモン果汁入りの特製クリームに変更予定。
夢のあるパンが生まれる厨房
店主の桑田健太郎さん沙織さんご夫妻を中心に、製造スタッフ11名、販売スタッフ8名がフル稼働。
ミュールのパンの特徴は、粉に対する加水率が多いこと。
みずみずしく、香りがいいパン生地です。
特に菓子パンは、スポンジケーキとパンの中間のようなイメージにしたといいます。
総菜パンは、あらゆる食材をオリジナルの美味しい組み合わせで、表現します。
この厨房から夢のあるパンが作られています。
青い屋根が目印の外観
地下鉄東西線琴似駅からバスで15分。
静かな住宅街に佇む小さなパン屋がブーランジェリーミュール。
お目当てのパンはご予約することをおすすめします。
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店名
ブーランジェリー ミュールboulangerie Mure.
- TEL 011-577-7608
- 住所 北海道札幌市西区西野4条7丁目11-7 西野4条ハイツ1F左
- アクセス バス西野4条7丁目停すぐ
- 駐車場 3台/臨時Pあり
- 営業時間 8:30~17:00(土・日曜、祝日8:00~) ※売り切れ次第終了
- 定休日 火~木曜、ほか不定休あり
- URL https://www.boulangerie-mure.com/
パンコーディネーター(日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーターアドバンス)
“パンと人を繋ぐ”をテーマにパンと共にあるライフスタイルを提案。
パンイベントの企画・コーディネート、ベーカリーアドバイザーとして活動の場を広げる。
パンとその背景にある様々を取材し、専門誌・テレビ・ラジオ・雑誌などの媒体でパン情報を発信。
消費者向けパン講座「もっとおいしいパン生活」「森まゆみのおいしいパン案内」講師
(株)パンニュース社(東京)ライター。
パンに関するコラムの執筆、講演。