【第9回】北海道コンサドーレ札幌の荒野拓馬さんにお話を伺いました

ライフスタイル 2023年8月19日

スポーツには、言葉、性別、人種、障がいなどの壁はありません。
そして健康や生きがいづくり、地域や経済の活性化、国際交流などに密接に関わり、人と人、企業と企業、北海道・札幌のモノ・コトをつなぐ大切な役割を担っています。
このようなスポーツによるまちづくりについて、北海道コンサドーレ札幌の荒野拓馬さんにお話を伺いました。

北海道のすべてのチームが一丸となって “スポーツのまち”として盛り上げたい

荒野拓馬さんプロフィール

北海道コンサドーレ札幌

1993年生まれ、札幌市出身のMF。コンサドーレのアカデミーを経て、2010年シーズンに高校２年生でリーグ戦デビュー。2021年まで同クラブでの最年少出場記録（17歳187日）を持つ。2012年からプロとして所属し、以来コンサドーレ一筋でプレーを続け、チームの中核選手として活躍する。

応援してくれる皆さんにピッチの内外で恩返しができたら

スポーツには、人の心を動かすチカラがあります。僕ら選手にとっては、ファンやサポーターの皆さんの応援が、苦しい時にも背中を押し奮い立たせてくれるチカラそのものです。いつも応援してもらっている分、自分も誰かを応援したいと思い始めたのが、地域のフードロス問題に取り組む「RescueHero」の活動でした。コロナ禍で疲弊した生産者の声を耳にして2020年に始めたこの活動は、たくさんの方々の協力を得ながら北海道から全国へと輪を広げて、フードロス問題の認知と解消に一役買うことができました。僕自身、人とのつながりの大切さや、スポーツを通じた地域貢献について考えを深める貴重な機会にもなりました。

道内すべてのチームが一致団結してスポーツでまちと人を元気に！

北海道には多彩な種目、そして数多くのスポーツチームがあり、一年を通してスポーツ観戦が楽しめます。まち全体がスポーツとともに盛り上がり発展できるポテンシャルがあると感じています。競技や地域の垣根を越えて道内全てのチームが一致団結して活発なコミュニケーションをはかることで、新たな認知やファン同士の交流が生まれ、北海道のスポーツ界全体が活性化する。地域や経済にも好循環が生まれるのではないでしょうか。北海道のプロスポーツ選手の一人として、また地元を愛する道民の一人として、ピッチの中でも外でも、スポーツのチカラでまちを元気にするお手伝いができたらうれしいです。

インタビュー記事は、札幌市ホームページでも公開中！

https://www.city.sapporo.jp/kikaku/citypromote/sports_machinomirai.html

まいにち金メダル