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【たすけてドクター】091.クラミジアはどこで感染するもの?

2018年8月1日

クラミジアはどこで感染するもの?

Q. 先日、下腹部に痛みを感じたため産婦人科に行ったところ、クラミジアに感染していることがわかりました。性行為を持った相手に「病院に行って」と伝えると、「自分には症状がないので、処方された薬をくれ」と言われ、しまいには「(私が)前から持っていたのでは?」、「女の人はお風呂に入っていても感染する」と、一方的に私が悪いように言われました。ここ半年では、その相手以外と性行為はしていません。私は性行為で移るものだと思っていたのですがどうなのでしょうか?
(21歳・会社員)

A. クラミジアの感染経路はよく問題になるところですが、クラミジアは性交以外では移らないと考えていただいて結構です。すると御質問の方がクラミジアに感染しているとすれば、現在交際中の男性から来たか、半年以上前におつき合いをしていた男性から来たか(もしそういう男性がいればの話ですが)のどちらかということになります。現在の男性が御質問の方にとってはじめて性交を持った男性であれば、“犯人”はその方でしょう。


 クラミジアは感染していても男女共にあまり症状を出しませんし、治療しない限りいなくなりません。症状がなくても薬を飲んだ男性は“エライ”のかも知れませんが(オレは何も症状がない、といって治療しない男性がたくさんいるのです。困ったものですネェ)、大切なことは、現在の感染をパートナーと共にしっかり治療した後、必ず再検査をしてクラミジアが消えたことを確認することです。症状のあるなしに関わらず、治療はしなければなりません。


 いろいろ悲惨な例を見てきた私からすれば、現代の女性はクラミジアの恐さを知らなさ過ぎます。しっかりコンドームを使って防御しなければダメです。

poroco本誌過去掲載分から一部抜粋で掲載しています。

 

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