スパイスカレーに続き、札幌のスパイス好きの間で「ビリヤニ」がブームの兆し｜poroco ポロコ｜札幌がもっと好きになる。おいしく、楽しく、札幌女子のためのWEBサイト

札幌ランチのNext Trend−ビリヤニ

スパイスカレーに続き、スパイス好きの間で人気のビリヤニがじわじわとブームの兆し！

札幌で食べられる様々なスタイルのビリヤニをご紹介します。

ビリヤニとは

インドやその周辺国でお祝いのときなどに食べるごちそうで、スパイスが効いた炊き込みごはんのこと。マリネした生肉から炊き上げる「カッチ式」、加熱調理済のグレイビーから炊く「パッキ式」、生米から炊く「タミル式」など様々な調理法がある。お米はそれ自体に香りのあるバスマティ米を使い、ふわふわ＆パラパラの食感と、スパイスの香り、具材の旨味を楽しめる。イスラム教でタブーとされる豚肉は使わない。

スパイスの香りもごちそう札幌初のビリヤニ専門店

「チキンビリヤニ」950円。ライタやミルチカサラン、アチャールなど、そのときによって変わる5～6種類の付け合わせと一緒に混ぜながら味わって。

'21年5月、澄川駅近くの「ビア・パブひらら」内で、札幌初のビリヤニ専門店が営業をスタートしました。切り盛りするのは、16年間パティシエとして腕をふるってきた奥山聖さんです。ビリヤニに魅せられ、東京や札幌のお店を食べ歩く中で得た独自の解釈で作るビリヤニを提供しています。定番のチキンとマトンに加え、季節替わりメニューがあり、具材がより引き立つようメニューごとに作るスタイルを変えているそう。「ビリヤニは、基本がありつつ自由さも魅力の一つ。日本人らしいビリヤニを作っていけたら」と奥山さんは語ります。食後は、スパイスの効いたクラフトコーラや自家製カヌレでゆっくり過ごしてください。

ギリギリまで焼き色をつけた「カヌレ・ド・ボルドー」1個250円、ドリンク付き400円。外側はカリッと中はモッチリ、ラム酒とバニラが香る王道のカヌレ。

「北菓楼」でパティシエとしてその腕を認められていた奥山さん。ダッチオーブンで炊き上げるビリヤニは、カッチ・バッキ・タミル式と、メニューによって作り方を変えているそう。

＼2021年5月4日open／

ビリヤニ専門店 Qmin

TEL：080-5292-8316

住所：札幌市南区澄川4条3丁目4-6 ビアパブ・ひらら内

交通アクセス：地下鉄澄川駅西出口より5分

営業時間：11：30〜15：30　＊LO　15：00（土・日曜、祝日11：00〜14：30　＊LO　14：00)

定休日：火・水曜

席数：12席（禁煙）

駐車場：なし

お子さま：OK

https://qmin-biryani.com/

Instagram @biryani_doo3

南インド出身のシェフが手がける確かな技術のクラシックスタイル

ひと皿で味わいのグラデーションがあり、その変化を楽しみながら食べてみて。ライタとビリヤニ用グレイビー付き。一日約5食限定。

南インド・北インドそれぞれ出身のシェフによる、インドの奥深い食文化を体験できるレストラン。インドの”ビリヤニの聖地”といわれるハイデラバード出身のシェフ・スリニワスさんのビリヤニは、クラシックで技術の必要な調理法である「カッチ式」です。マリネしたチキンと、バスマティ米、何種類ものスパイスを重ねて炊くことで、肉の旨味を逃さずやわらかく仕上げています。辛さのない繊細な味わいで、ふわっパラッとしたお米の食感、口の中で複雑にからみあうスパイスの風味、ほのかな酸味の絶妙なハーモニーに、幸せな気分になりますよ！