日下怜奈のパン連載(3)/二刀流で世界へ「CakeBread Rire」
poroco誌面で「panderful life 日下怜奈が選ぶ今月のパン屋さん」という連載を担当してくれているHBCアナウンサーの日下怜奈さん。
このWEB連載では、毎月取材したお店を誌面よりちょっと掘り下げてご紹介!
パンシェルジュの資格をとるほど‟大のパン好き”の日下さんがオススメする、心もおなかも満たされるパンをチェックして。
CakeBread Rire
2019年にオープンし、今年で3年目を迎えた「Cake&Bread Rire」。
店主の小林さんは以前、有名レストランでパティシエとして勤めていました。
ケーキづくりの道19年間で培われた技術やノウハウを活かしたパンのラインナップは、まさにプロの仕事。小林さんにしか作り出せないパンがずらっと店内に並んでいます。
パンに使用されている生クリームやカスタードクリームはケーキと同じものを使用しており、材料は道産。技術はもちろん、材料にも小林さんのこだわりが光ります。
Rireの魅力とは
お店の魅力はなんといっても幅広い世代の方に楽しんでもらえる商品の数、種類です。
店内には小林さんが作り上げたケーキ17~18種類、パン8~9種類ばかりではなく、マカロンやクッキー、そしてプリンまで。
訪れたお客さんのほとんどがケーキとパンの両方を購入されます。
自宅用はもちろん、お出かけの際の手みやげとして喜ばれるような商品が沢山あるのもRireの魅力です。
カスタードクリームパン
「ケーキ屋さんの、絶品!濃厚!カスタードクリームパン」200円
バニラビーンズがたっぷり入っているクリームパンを、一口食べてびっくり!
まさに「濃厚!」なパンです。
口の中でとろける柔らかい食感、バニラビーンズたっぷりの香り高いクリームは濃厚で満足感いっぱいです。パン生地のふわもち食感も人気なんだとか。
ショソン
「ショソン」200円
"ショソン"はりんごのコンポートとアーモンドクリームが入ったアップルパイです。
ケーキのミルフィーユに使用しているパイ生地のサクサク感がたまりません。
コンポートの程よい甘さと、アーモンドクリームの香ばしさがマッチしている逸品です。
ベーコンロール
「ベーコンロール」200円
食パン生地を使用しているので白いパンとなっているこちらのパンは、ベーコンロールです。
ふわモチ食感で、ベーコンとチーズがパン生地に巻かれているので中身は具材でぎっしり。
パンのどこを食べても美味しいおすすめの商品です。
二刀流で世界へ
毎朝、仕込みと格闘しているとお話して下さった小林さん。
パンの発酵中にケーキを作るというハードワークをこなしながらも、ケーキとパンの両方を作りたいという強い軸を持ち日々開店の準備をしています。
パンが苦手なお子さんでも「Rireのパンなら食べたい!」と言うんだそうです。
お子さんからお年寄りまで、幅広いファンを持つRireの商品を作り出す小林さんは「いつか世界に進出したい」と熱く語ってくださいました。
いつまでも日本にいて欲しいという気持ちはありますが、この味が世界へ渡る日も楽しみにしたいと思います。
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店名
ケーキアンドブレッド リールRire
- TEL 011-839-5884
- 住所 北海道札幌市北区北26条西8丁目1-20
- アクセス 地下鉄南北線北24条駅1番出口より徒歩約9分
- 駐車場 あり/2台・無料
- 営業時間 10:00~19:00(日曜、祝日~18:00) ※売り切れ次第終了
- 定休日 月曜、(祝日の場合営業、翌火曜休)
- URL https://www.instagram.com/rire_cake.bread/