白老旅、「界 ポロト」で過ごす大人の休日(前編)

グルメ 2023年3月24日

白老町にある温泉旅館「界 ポロト」

「界 ポロト」の入口
「界 ポロト」の入口
’22年1月にオープンした星野リゾートの北海道初「界」ブランド、白老町にある「界 ポロト」。今回、休日にゆっくりと滞在させていただきました。
 
ウポポイ(民族共生象徴空間)からすぐ近く、ポロト湖畔に佇む素晴らしいロケーションで、JR白老駅からは徒歩10分ほど。
入口までのエントランスに白樺が立ち並び、ホテルに入る前から期待が膨らみます!

館内にも白樺の木、湖を一望できる暖炉も

館内にある白樺の木に驚き
館内にある白樺の木に驚き
夜はまた違った雰囲気を楽しめる暖炉
夜はまた違った雰囲気を楽しめる暖炉
一歩中に入ると、豊かな自然と建物がしっかりと調和。アイヌ文化から着想を得た集落やチセをイメージしつつも、モダンな内装に驚きます。
なんと、館内には500本以上の白樺の木があるそう!
ロビーにある大きな窓からポロト湖が一望でき、暖炉には火が灯ります。
 

波のようにうねる廊下の壁

客室へ行くまでの廊下は、左側が波のようにうねっています。ドアはすべて右側で、全室ポロト湖が眺められるレイクビュー。

全室からポロト湖が眺められる贅沢な客室

レイクビューの客室
レイクビューの客室
落ち着いた雰囲気の寝室
落ち着いた雰囲気の寝室

今回は露天風呂付の特別室に宿泊。広々した贅沢な客室からはポロト湖が眺められ、自然がとても近く感じられます。

 

部屋の調度品には、アイヌ文様のあしらいも

壁にはアイヌ文様をモチーフにした飾りが
壁にはアイヌ文様をモチーフにした飾りが
クッションにもアイヌ文様が施されています
クッションにもアイヌ文様が施されています

眺めのいい露天風呂付の特別室

氷結したポロト湖を眺めながら入浴
氷結したポロト湖を眺めながら入浴
白樺の木があしらわれたテラスで休息を
白樺の木があしらわれたテラスで休息を

伺ったのは3月上旬だったため、部屋の露天風呂からは氷結したポロト湖が一望できました。雄大な自然と凛とした空気の中で入る温泉は本当に最高! ひとり静寂の時間を心ゆくまで楽しみました。

隣にはテラス席があって、温泉で火照った体を休ませたり、ゆっくりと自然を眺めたりもできます。

洗面化粧台にはスキンケアやアメニティが揃う
洗面化粧台にはスキンケアやアメニティが揃う
冷蔵庫には入浴前にオススメのジュースやNIKI Hills Wineryのワインが!(水以外は有料)
冷蔵庫には入浴前にオススメのジュースやNIKI Hills Wineryのワインが!(水以外は有料)

ふたつの湯小屋が素晴らしい。まずは「ケトゥンニ」構造の「△湯」へ

「界 ポロト」には特徴的なふたつの湯小屋がありました。まずはアイヌ建築の特徴である「ケトゥンニ」構造のとんがり屋根が印象的な「△湯」へ。

温泉を楽しみ、効果を感じてもらいたいということから、一泊二日で湯治体験が可能な「うるはし現代湯治」を提案してくれます。

さらに「温泉いろは」では、温泉の特徴や効果的な入浴方法について教えてもらいました。これを知っていると、より入浴が楽しくなります。こちらの温泉は「美肌の湯」としても知られ、肌がしっとりスベスベになる黒褐色のモール温泉。

内風呂を抜けると、目の前に広がる自然との一体感が素晴らしい!

天井も三角になっています
天井も三角になっています

源泉かけ流しの「あつ湯」と、心身を鎮静させる「ぬる湯」の2つの湯舟がある「△湯」の内風呂。

モール温泉の湯上がり肌の変化がうれしくて、何度も入ってしまいました。これは女性には嬉しい!

自然との一体感が素晴らしい露天風呂
自然との一体感が素晴らしい露天風呂

内風呂を抜けて外へ出ると、こんなに開けた露天風呂へ! 自然との一体感を感じながら入る温泉は、至福のひとときです。

湯上り処には嬉しいドリンクが

入浴後にオススメのドリンク
入浴後にオススメのドリンク

入浴前、入浴後などに温泉効果を高めるドリンクを提案してくれていて、湯上り処には「イタドリ茶とほうじ茶のブレンドティー」と「カシス酢」が置かれています。

人気の映画「湯道」とのコラボとして、湯上り牛乳が飲めたり、「湯道の心得」が飾ってありました。(映画上演中の期間限定)

洞窟の中にいるような感覚の「〇湯」

もうひとつの湯小屋、まるで洞窟の中にいるような「○湯」へ。

天井には外と繋がる丸い穴が空いていて、自然の柔らかい光が差し込みます。まるで地中に抱かれているような、神秘的な感覚に包まれました。

いよいよ夕食! 様々な席が楽しめる食事処

温泉を楽しんだ後には、おまちかねの夕食へ。

半個室の席や、ポロト湖が望めるカウンター席ももありますが、今回のこの席は、木の節や穴をあえてそのまま活かして光が入るようにしています。

よく見ると、ハート型の穴が!

北海道らしい食材で味わう特別会席

クマの置物が和ませてくれます
クマの置物が和ませてくれます

まずは、かわいらしいクマの置物と一緒に出てきた先付け「馬鈴薯海宝盛り、山わさび」。

このクマは白老の窯元で焼いてもらったオリジナルで、ひとつひとつ違う形をしているそう。

なめらかなじゃがいものすり流しに、イクラと山わさびがアクセントです。

まずお料理に合わせたのは余市仁木町のドメーヌ・イチ「ペティアン、ナチュラル ロゼ」を。無農薬のナイアガラを使い、酸化防止剤を使っていない微発砲のワインです。美しいピンクロゼで、フルーティな香りと優しい酸味を感じます。

椀物は、「南京のすり流し、大根餅の揚げ出し、棒蟹、花麩」。少し甘いカボチャのすり流しに、香ばしい大根餅、蟹も一緒に。

丸木舟をモチーフにした船型の器で華やかに

お造り、八寸、酢の物を一緒に盛り合わせた豪華な「宝楽盛り」。こちらは、かつてアイヌ民族が使用していた丸木舟をモチーフにした船型の器で出てきてインパクト大!

お造りには日本酒を合わせましたが、八寸の「鴨燻製とりんごの串」や「フォアグラ干し柿」はワインにも合いそう。酢の物は「なまこぽん酢」でした。

アイヌ文様の器でいただく魚料理

魚料理はアイヌ文様が器に入って
魚料理はアイヌ文様が器に入って
脂ののった「キンキ酒蒸し」は、吟醸酒で蒸しているそう
脂ののった「キンキ酒蒸し」は、吟醸酒で蒸しているそう

牛と野菜の陶板蒸し焼き

お肉料理は「牛と野菜の陶板蒸し焼き」。柔らかくジューシーな白老牛の美味しさをシンプルに味わいます。(※食材は日によって変わる場合あり)

メインはの濃厚な「毛蟹と帆立貝の醍醐鍋」

特別会席のメインは「毛蟹と帆立貝の醍醐鍋」。北海道の味覚の醍醐味をたっぷり味わってほしいという鍋料理だそう。

魚介のブイヤベースと白味噌、こんぶ出汁を使ったスープに、虎杖浜の毛蟹のほぐし身、ホタテ貝、鮭が豪快に入ったぜいたくな鍋。魚介の旨味が染み出した濃厚な味わいです。

醍醐鍋の締めは、ごはんを加えてリゾットに

締めにはごはんを加えてリゾットに
締めにはごはんを加えてリゾットに
チーズをかけて最後まで味わい尽くします!
チーズをかけて最後まで味わい尽くします!

「北のブランマンジェ」をデザートに

デザートは、ふるふると柔らかくてやさしい味わいの「北のブランマンジェ」を。

日本酒の酒器にもこだわりが

お料理に合わせた日本酒は、洞爺湖にある人気のグラス工房「gla_gla」の酒器に入れて提供してくれます。

 

様々な北海道産の日本酒を楽しめる「日本酒三種吞み比べ」もありました。今回は旭川市「高砂酒造」の「えぞ乃熊 純米」、栗山町「北の錦 純米大吟醸 冬花火」、倶知安町「二世古酒造」の「北力 生酛純米」の3種類。

見た目も楽しく、北海道の味覚がたっぷり味わえる夕食でした!

※記載価格はすべて税込です。

※掲載情報は取材時点のものです。施設内容やメニューなどは変更になる場合があります。

SHOP INFO
  • 店名
    カイ ポロト
    界 ポロト
  • TEL 050-3134-8092(界 予約センター)
  • 住所 北海道白老郡白老町若草町1丁目1018-94
  • アクセス JR白老駅より約10分
  • 駐車場 42台
  • 営業時間 チェックイン15:00/チェックアウト12:00
  • 定休日 HPを確認
  • 料金目安 2名1室1泊2食付 1名31,000円~
  • 子供の利用 OK
  • URL https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiporoto/
この記事を書いた人
poroco統括編集長・福崎里美

幼少期の数年間を熊本で過ごし、旭川、小樽、そして札幌へ。2014年よりporoco編集長、2021年8月よりporoco統括編集長。美味しい情報を発信して札幌や北海道を元気にしたい!と日々奮闘中。美食家などに与えられるギルドクラブジャポン「コンパニヨン・ド・サントゥギュゾン」’23年に就任。’24年よりココノススキノMIDαスタジオにて「福崎里美の美酒・美食」という番組を担当。

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