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行ってきました!「水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO2019 」インタビュー前編

ライフスタイル 2019年10月16日

あの4人が帰ってきた!どうでしょう祭の中でのインタビュー

2日目のステージの合間に行われたメディア取材に応じる4人
2日目のステージの合間に行われたメディア取材に応じる4人

6年ぶりに開催された「水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO2019 」。

HTBの深夜に放送されるローカルのバラエティ番組といえども、日本全国に数多くのファンに支持される番組のイベントだけに、チケットは即完売。大いに盛り上がる最中に行われたインタビュー取材の様子を、できるだけ原文でお伝えします。

いまもなお、熱気があるファンが集まってくれたことに感動

昼間のステージを終えた直後、ひと足先に集まった藤村D(以下・藤)嬉野D(以下・嬉)に、記者から早速質問が。

記者/先にお二人に今段階、抱いている思いをお聞かせください。

藤/雨だからね。雨でもやっぱりこれだけのお客さんが、こうじっと夜の新作先行公開を待っているというね。これはやっぱりファンの人たちは耐えることが身についているというか、これだけ長く待たされることも辞さないという。新作は6年間待たせていますからね。今日いよいよ見れるんだってね、それは(こみあげる)思いはありますよ。
僕なんか、お客さんのことをすごく信用しているんで。暴動が起きるわけでもなく、雨の中でもこうじっと待ってくれてるので。


嬉/6年間だけレギュラー放送した番組で、そこからDVDを出すとか。年に1回新作を出すことなどやってきましたけど、4年空き、6年空き、ということがありながらも。2005年に祭りを初めて開催して、そのとき約5万人集まってくれて、そこからさらに15年くらい経つのに、これだけ熱気がある人たちが集まってくれるということは、うーん・・・何ともいえない感動があります。

特に今回は(会場が)スキー場なので、斜面なんですよね。ステージからお客さんの顔が凄くよく見える。夜でもワッとライトが当たると、表情がわかるという。迫ってくるというか、うーん・・・胸にくるものがありますよね。

藤/昼も、こうやって昔のVTRを見ながらあれだけのお客さんと我々と一緒に番組のワンシーンを見て、あれだけ全員が笑って、というのは、テレビの中では今まで無かった現象だろうな。


嬉/あのシーンだけ見たって分からないよね。ずっとその前の流れをみなさんご存知だから、掻い摘んでも全部分かるという。


藤/現象としては今まで無かったことだから、どう理解していいかみんな分からない。ただ、おかしな人たちの集まりというだけでは済まされないんじゃないかということですね、一応。(笑)

ここで大泉、鈴井の二人が到着し、石沢綾子アナウンサー(以下・石)の司会のもと、インタビューが開始。

/改めまして、お一方づつご挨拶をお願いします。一言で。
/ご挨拶!・・・こんにちは!
 会場内/笑
/ようこそ!
/バカに挨拶させるとこうなりますよね・・・。私もですか?。・・どうも、こんにちは!
/(気まずい顔をしながら)みなさま、本当に申し訳ございません。
 一同/大爆笑
/大人のご挨拶、だね!(笑)
/この悪天候の中、お越し頂きまして、有難うございます。何とか6年ぶりに開催で、たくさんのお客さんが全国から集まって頂いておりますので・・・(メディアの)誌面もどうかあたたかい文章で(笑)、宜しくお願いします。 
 一同/笑

どうでしょう新作の先行公開前に思うこと

/内容は(放送前なので)伏せて頂いて・・。これからどうしていいのやら?という部分を露呈した中でどうするか、という。

/今までの違いを言いますと、・・あー、これでもどこまで言っていいのか難しいところでございますねえ。まあ私にしてみたら、企画発表のときに随分としつこく「大泉さんは何がしたいですか?」と聞かれたのが新しかったです。
 一同/笑

/昔であれば「アカプルコに行きたい!」で終わってたんでしょうけど。随分としつこく・・・。
/そういう話じゃ終わらせないというねえ(笑)
/随分とネチネチと聞かれたな、と思いましたけど。

いつもと変わらず絶妙のタイミングでトークを続ける大泉氏
いつもと変わらず絶妙のタイミングでトークを続ける大泉氏

/なんか新しいとか今までと違うとか、そういうところを問われるのかもしれないですが、僕は、実は変わっていないじゃないかな、本質的なところでは。「水曜どうでしょう」に対していつも新作をだすと期待というものが語られますけど。アウトプットされる作品としては見栄えが違うよね、というのはあるかもしれませんが、本質的な根底にある、番組に取り組む姿勢とか、そういうものは昔から変わってないので。「何が新しいですか?」と聞かれると、僕なんかは困っちゃうというのが正直。今までと何ら変わらないですからね。それがある意味、「水曜どうでしょう」の魅力であって、前作よりもっと面白いですよ!もっと凄いですよ!というものを作らなきゃいけない、と思っていないという・・・。

/もともとね。

/今できることはこれだけだ。さらにはもしかしたら前作より下がっていると評価になろうが、それを出すっていうのがね。僕らは大泉君以外は50代になって、(ここから)もっと上がっていかなきゃならない!というのはしんどさが見えるだけであって。大泉君は脂がのってピークですよ。年齢的にも。でも僕らはみんな下がっているんですから、その姿を正直に見せるというところが、強いて言えばそこに勇気!!がある。
 一同/笑

熱いトークを繰り広げる鈴井氏
熱いトークを繰り広げる鈴井氏

/僕らは下がっていく姿も見せてやる!というところがね。
/勇気って、いい言葉に言い換えましたけどね(笑)
/そこに大きな、この3人と私に違いがありまして。
・藤・/笑
/私は、そうは思ってはいません。前作よりも、今までよりも面白いものを!と私は思っているわけですが、
老いてく3人はそう思っていない。昔はね、この人たちも血気盛んで、やる気のない私を連れ回して。
・藤/はい、はい(笑)

大泉と残り3人の隔たりとは・・・

/今はこの老いていく3人に、私は、非常に危機感を感じております
一同/笑
/もっと、もっとだ!と。more、moreと。
/moreだと(笑)
/この人たちはやる気が無いから、また若い頃とは違う対立構造ですね。
/わはははは!
/若い頃は対立してたんですか?
/ありましたよ。体制が・・・
/ボヤいてた!
/今はこの不甲斐ない3人に対して、もっとでしょ?と言ってるんです。今回も、この体制側と私側に大きな隔たりがあるロケになってるわけです。
/なってますよねぇ。
/もうはっきり言いますよ。前作よりつまんないですよ
一同/爆笑
/この人たちは「しょうがないんだ!!」と言うわけですよ
/それが今までとは勝手が違うところですよ(笑)
/私はもっと、もっと!と思ってますけど。こっちは今が一番脂が乗り切ってるんだ!この3人は下ってるんだもの。
/はははははは!
/それが大きく違うところですね。批判は甘んじて受けますけどぉ、私は!まだまだやる気はあるんだ!ということを、書いておいてください。
一同/笑

※2021/4/1以降の各記載価格はすべて消費税込価格となります。
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この記事を書いた人
編集OM(オム)

「美味しい」という日本語は奥深く・・・。もし同じものを家族が作ったら美味しい!と評価する味、普段自分一人で食すには十分な好みの味、 人にオススメしたい味、衝撃的に自分の記憶に残る味etc。庶民的なものからプチ贅沢なものまで、幅広く食べ歩きをしています。

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