さっぽろカフェ連載(17)/あめつち by35stock
選び抜いた素材をとことん味わう一汁一菜
北海道はいわずと知れた食材の宝庫だが、こちらのお店ほどのこだわりを持って、本格的な食事をいただけるカフェというのも珍しいように思う。
同店は北区にお店を構える「35stock」の姉妹店。メインはおにぎりで、定番から変り種までその種類はなんと10種類以上。
惣菜や具沢山のスープも提供しており、新しいスタイルの一汁一菜が楽しめる。
新たに肉や魚のおかずが付いたセットの提供もスタートし、さらにしっかりとした食事が味わえるようになった。
こだわりの物販コーナーはギフトにもぴったり
同店で使うお米は、浦臼町で明治から続く「國田農園」の『ななつぼし』。こちらの農園は「お米の食味ランキング」で最高位の特Aを獲得した折り紙つきだ。
さらにとぐ回数や炊き方も吟味して、ごはんの美味しさをとことん追求している。
合わせる食材は中札内産の枝豆や函館の海塩、洞爺湖町の平飼い卵……などなど、実際にスタッフが食べてみて「これこそ」と思ったものばかり。
店内ではごはんに合う「食べるラー油」やお店で実際に使っている食器、各地の調味料などの販売コーナーもあり、ギフトとしてもよろこばれそう。
同店ならではのスイーツも見逃せない!
もちろん、カフェとしてコーヒーやスイーツを味わうという楽しみも。
中でもシフォンケーキは口に含むとすっと溶けてしまうような、甘さ控えめの生クリームとの相性抜群。砕いたココアクッキーや金平糖をあしらい、プレート全体で自然の営みを表現したという盛り付けも斬新。
店内で手づくりするという白玉を使った「あんみつ」もオススメだそう。
木材の風合いを活かしたオシャレな一軒家
場所は下町情緒が漂う山鼻エリアの、市電「東屯田通り」停からほど近い場所。
どこか懐かしさを感じる東屯田通り沿いに突如現れる、オシャレな外観が目を引く一軒家だ。
おにぎりはテイクアウトもできるので、自宅に持ち帰ってのんびり楽しむのもいいだろう。
※2021/4/1以降の各記載価格はすべて消費税込価格となります。
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