さっぽろパンスタイル(13)/ぱん屋 ニレカゼ
江別の住宅街にできた【ぱん屋 ニレカゼ】
2020年5月22日、江別市に【ぱん屋 ニレカゼ】がオープンしました。
住宅街の一角、マンションビルの1階にある小さな小さなパン屋さん。
オーナーシェフの夢がいっぱい詰まったお店です。
営業時間は11:00からパンがなくなるまで。
食べることが好きでパン屋になりました!
オーナーシェフは西野沙織さん。
専門学校を卒業後、札幌の有名店をはじめ、ドイツ・デュッセルドルフの老舗店「ヒンケル」、東京の「ラ・テール」などで経験を積み、念願のお店を開業しました。
パン修業のほかにも、パンと美味しいものを求めて日本全国を旅し、海外はトルコ・イスタンブールやドイツ・デュッセルドルフ、ドレスデンに滞在するほどの行動力のある女性です。
「自分が食べたいパンを心を込めて焼いています」と笑顔がカワイイ西野さん。
地元に愛されて日常づかいしてもらえるパン屋になりたい
主に北海道産の小麦を使って、オリジナルのブレンドの生地が5種類、そこから20種類のパンを焼きます。
おやつ系の甘いパンから食事用のハード系まで、西野さんが自分の感覚を研ぎ澄ませて完成させたレシピのパンが並びます。
すでに顔なじみの常連さんができて、励みになっているそうです。
「せっかく住宅街にあるのだから、地元のお客様に愛されるような、日常づかいしてもらえるようなパン屋でありたい」と、西野さん。
パンの紹介(1)/食パン 「ニレ」
ニレカゼの山型食パン「ニレ」600円・300円(税別)。
地元小麦生産者片岡農園のハルユタカ100%の食パン。
卵・乳・砂糖・油脂不使用。
発酵種はレーズンで起こしたルヴァン種。
モチモチ食感と小麦の風味を感じるシンプル食パンです。
パンの紹介(2)/「カンパーニュ」
北海道産小麦にライ麦を15%配合した「カンパーニュ」400円・200円(税別)。
程よい酸味が特徴の田舎パン。
チーズや肉料理との相性抜群です。
パンの紹介(3)/ヴィエノワ 3種
ヴィエノワとは、「ウィーン風のパン」という意味で甘い生地のフランスパンのことをいいます。
西野さんがこれまで食べてきたヴィエノワの中でイチバン好きなタイプを自分なりに表現したというヴィエノワを3種類のサンドにして販売しています。
「ミルククリーム」「あんバター」「ピーナッツ」各200円(税別)。
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店名
パンヤ ニレカゼぱん屋 ニレカゼ
- TEL 011-391-0878
- 住所 北海道江別市幸町14-6 OMレジデンス野幌1F
- アクセス iJR野幌駅北口より約11分
- 駐車場 なし
- 営業時間 11:00〜売り切れ次第終了
- 定休日 火・水曜
- URL https://www.instagram.com/panyanirekaze
パンコーディネーター(日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーターアドバンス)
“パンと人を繋ぐ”をテーマにパンと共にあるライフスタイルを提案。
パンイベントの企画・コーディネート、ベーカリーアドバイザーとして活動の場を広げる。
パンとその背景にある様々を取材し、専門誌・テレビ・ラジオ・雑誌などの媒体でパン情報を発信。
消費者向けパン講座「もっとおいしいパン生活」「森まゆみのおいしいパン案内」講師
(株)パンニュース社(東京)ライター。
パンに関するコラムの執筆、講演。