エシカル消費を1%から日常へ
「知ってしまったからには、行動を変えなければと思ったんです」。
円山エリアに'25年11月にオープンした「ethical%」の店主・前崎さんを突き動かしたのは、子どもの誕生を機に抱いた、次世代の環境への危機感だった。
大学時代にソーシャルビジネスを学んだ経験を糧に、消費者の目線で社会を変えるための「ラボ」としてこの場所を作ったそう。
店内には環境や人にやさしい洗剤などの日用品や食品まで、暮らしにまつわる約300アイテムがずらり。
店名に込めたのは、「すべてを完璧にするのは難しくても、1%でも、できることから始めてほしい」というメッセージ。
その“入口”には、奥様がレシピを手がけるスイーツがぴったりだ。
栗山・酒井農場の平飼い卵や道産小麦、有機食材など、背景にあるストーリーや生産方法に納得できる素材だけを厳選。
あえて手に取りやすい価格やサイズにこだわっているのは、「エシカルを特別なものにせず、広く普及させたい」という思いがあるから。
札幌「らぶこーひー」のオーガニック・フェアトレードの豆を使ったコーヒーと、ぜひ一緒に味わいたい。
お店の電力には再生可能エネルギーを選び、サトウキビの搾りかすや竹を原料としたテイクアウトカップを採用するなど、お店の隅々にまでサステナブルな工夫が。
美味しいスイーツとコーヒー、そして店主との対話。
まずは一口の美味しさから、1%のエシカルを始めてみて。