日下怜奈のパン連載（5）／日常に癒しと彩をくれる名店「ぱん吉」

poroco誌面で「panderful life 日下怜奈が選ぶ今月のパン屋さん」という連載を担当してくれているHBCアナウンサーの日下怜奈さん。

このWEB連載では、毎月取材したお店を誌面よりちょっと掘り下げてご紹介！

パンシェルジュの資格をとるほど‟大のパン好き”の日下さんがオススメする、心もおなかも満たされるパンをチェックして。

９時のオープンと同時にデニッシュ系の甘いパンに始まり、角食、フランスパン、カンパーニュなど次々と焼き上がったパンがお店に並んでいきます。

約60種類ものパンをご主人おひとりで焼き上げていて、

訪れる時間によってラインナップが変わるのがうれしいポイント！

オープン時に間に合わなくても焦ることはありません。
自分のタイミングで訪れた際に店頭に並んでいるパンをゲットしてみて下さい。

札幌駅や北海道大学が近いこともあり地元の方のみならず多くの方に愛される名店です。

ご主人は、学生時代に旅行で訪れた山梨県にあるパン屋さんで食べた味とお店の雰囲気に惚れ込んだことをきっかけに、憧れのお店で４年間の修業を重ねました。「味の質を落とさないこと、パンを売り切ることをモットーにパン作りをしています」と取材した際にお話ししてくださいました。

そんな「ぱん吉」は今年でオープン19年目を迎えます。

大人気店なので焼きたてのパンはみるみるうちになくなってしまいます。お目当てのパンがある方は、ぜひ気合を入れて訪れてみてください！

人気の角食の表面には、たっぷりの自家製ホワイトソースと、こんがり濃厚チーズがのっています。

弾力のある食感で耳まで美味しい角食との相性は抜群です。

食べ始めから終わりまで幸せな時間が続くクロックムッシュは私のイチオシです。

ハリのあるバンズにサンドされているのはポテトサラダとカリカリベーコン。

小ぶりながらもがつんと食べごたえがあるこちらのパンは、お昼ごはんにもぴったり。

ブラックオリーブのあっさりとした風味もアクセントになっています。

「ぱん吉」で美味しいのは、パンだけではありません。

お店で丁寧に焼き上げられたキッシュも絶品。

季節ごとに味も変化するのでパンと一緒に楽しんでみてください。

毎週、早番勤務の帰り道に立ち寄って “早起きをがんばった自分へのご褒美”と題してパンを2～3個購入するのが私の楽しみです。

お店の扉を開けた瞬間、店内に広がるバターと小麦粉の香り……。幸せに包まれるあの瞬間が大好きです。

「ぱん吉」のパンはどれも絶品で、仕事への活力が湧きます！