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そろそろお茶にしませんか?/11杯目台湾烏龍茶飲みくらべ

グルメ 2019年12月16日

今年もあとわずかとなりました。クリスマスのデコレーションに混じってお正月のしめ飾りもちらほら……。

数えると、年末まで残り約2週間! 年末年始に向けて仕事が忙しいのはもちろんですが、年賀状の準備や大掃除でせわしない時期ですね。

そんな中でも、お茶やコーヒーを飲んでひと息つく時間は忘れずにいたいものです。

今回、ありがたいことに知人から台湾烏龍茶を3種類いただいたので、この機会に飲みくらべてみたいと思います。

台湾烏龍茶飲みくらべ

いただいたのは、凍頂烏龍茶、阿里山烏龍茶、梨山烏龍茶の3種類。

梨山烏龍茶は、以前「8杯目台湾茶」でもご紹介した編集HSお気に入りのお茶です。(ただしお高いので買うのに思い切りが必要)

どれも台湾の高山で栽培されているお茶で、渋みのないすっきりとした味わいと、花のような香りが特徴ですが、正直紅茶ほどそれぞれの味の違いを認識していませんでした。どれほどの違いがあるのでしょうか?

「烏龍茶」の中で一番馴染みがあるものは、ペットボトルの茶色いお茶かもしれません。

あちらはしっかりと焙煎した茶葉で淹れているそうで、摘み取った茶葉を少し発酵させた烏龍茶とは製造方法からして全くの別物。

今回淹れたお茶の色は、黄色〜薄い黄緑色となりました。薄過ぎ、と思われるかもしれませんが、味も香りもしっかり出ています。香りは多少の違いがあれ、どれもお花を思わせる華やかな香りです。

 

飲みくらべた結果

写真はどれも同じようになってしまうので、飲みくらべた結論だけお伝えします。

 

1)凍頂烏龍茶

3種類の中では唯一、すっきりとした軽い渋みが感じられました。青々しい爽やかな香りの中に甘さも感じられて、その芳香が飲んだあとも口の中にほのかに感じられます。「緑茶のようにすっきりとした」という表現を見かけるのですが、緑茶よりはダージリンのセカンドフラッシュに近い華やかさ。味わいがシャープなので、料理にも合いそうです。

 

2)阿里山烏龍茶

凍頂烏龍茶にくらべて、ふんわりとやわらかい味わいで、より甘さを感じます。アイスティーにするとそうでもないのですが、淹れたて熱々で飲むとどこかまろやかでミルキーな風味が。飲み終わりは引きがよく、香りがとどまることはありませんでした。杏仁豆腐やドライフルーツなど、やさしい甘さのスイーツと合わせたいですね。

 

3)梨山烏龍茶

甘さや香りが軽く、一番ライトな味わい。かといって無個性なわけではなく、バランスのとれた上品な味でまた飲みたくなる美味しさです。とろみや渋みはないのですが、どこか玉露に似ているようにも感じます。すっきりとした甘みのある繊細な味なので、料理やデザートと合わせずこれだけで楽しむのがベストだと思いますが、もし合わせるなら和三盆くらいシンプルでやさしい味のものがいいかもしれません。

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種類豊富な烏龍茶のうち、3種類だけの飲みくらべでしたがいかがでしたか?

台湾高山茶は緑茶に似ていて飲みやすく、5〜6煎は淹れられるので、年末年始にのんびりと飲むのにもオススメです。

 

 

オススメのお茶菓子

北菓楼「開拓おかき 枝幸毛がに」1袋540円(税込)
北菓楼「開拓おかき 枝幸毛がに」1袋540円(税込)

今回ご紹介した中では「凍頂烏龍茶」に合わせたい、オススメのお茶菓子を見つけたのでついでにご紹介。

道民なら誰もが知っている北菓楼「開拓おかき」の期間限定の新商品「枝幸毛がに」です。

カニの旨味とおかきの香ばしさで、本当に止まらなくなる美味しさです。なんと発売は12月23日(月)までだそう(完売次第終了)。まだ食べていない人は、ぜひ売り切れてしまう前に試してみてください。

 

※2021/4/1以降の各記載価格はすべて消費税込価格となります。
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この記事を書いた人
編集HS

本とお茶さえあれば心満たされる。インドア派なのに旅行好き。

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