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さっぽろカフェ連載(46)/定山渓甘味処 もくじ

グルメ 2022年9月25日

日々の喧騒を忘れて楽しむ甘味処

札幌市中心部から車を走らせること1時間足らず。
緑豊かな景色と険しい山々を眺め、定山渓温泉へと向かうトンネルを抜けるとお店はもうすぐそこ。

 

「定山渓甘味処 もくじ」はこの夏にオープンしたばかりで、人気ベーカリー「ふわもち邸」とも姉妹店。

 

「温泉街から程近い場所へお店を開くなら、やはり和の甘味処がいいのでは」と、
看板メニューには白玉だんごを据えたそう。

「白玉ときなこ」1,000円はイートインなら漬物とドリンクが付く。
「白玉ときなこ」1,000円はイートインなら漬物とドリンクが付く。

情緒ある古い民家の趣を残した空間には、木彫りの熊の置物や年代物の家具が並び、初めて訪れてもどこか懐かしい雰囲気。

札幌市内にありながら、旅気分を思いきり楽しめるのも魅力のひとつだ。

あちらこちらに愛らしいクマの姿が。
あちらこちらに愛らしいクマの姿が。
ほっと和む空間づくりも魅力。
ほっと和む空間づくりも魅力。

大きな白玉だんごは新食感

大きなサイズが話題の白玉だんごは、ちょうど人差し指と親指とで作った丸くらいの大きさ。
北海道産の米粉と熊本産の白玉粉をブレンドし、
一番美味しい状態で提供するため、オーダーごとに茹でたてを提供してくれる。

まだほんのり温かいだんごは表面はつるりとしてなめらか、噛めばふわふわ&モチモチ。
誰にでもになじみがある白玉だんごだけれど、

同店のものを口にすれば、きっとみんな最初にその食感に驚く。

白玉だんごはいつでもできたてを提供。
白玉だんごはいつでもできたてを提供。

添えられた粒あんの小豆や、香りと風味にこだわったきな粉は十勝産を使用。
自家製黒蜜には沖縄県産の黒糖を使うなど、食材はどれも選りすぐり、

奇をてらわず、シンプルに。

 

ほかにも宇治抹茶やほうじ茶をたっぷり練り込んだひと品もあり、

迷ってしまうことうけあい。
気の置けない仲間や家族とシェアしてもいろいろ楽しめそうだ。

 

季節のフルーツを使う「フルーツあんみつ」1,280円。
季節のフルーツを使う「フルーツあんみつ」1,280円。

一度に多彩な味わいを愉しみたいなら、一日10食限定の「フルーツあんみつ」もいい。


みずみずしくプリッとした寒天、
たっぷりあしらった季節のフルーツやバニラアイス、甘酸っぱいあんず、ふっくら炊いたお豆など、バリエーションに富んだ味わいのハーモニーに思わず頬がゆるむ。


またイートインは、メニューにドリンクと漬物がつくのもうれしいところ。洋菓子とはまた違う、ほっと肩の力が抜ける和やかさがある。

 

旅の楽しみをお持ち帰り

「白玉金太郎最中」300円にも大きな白玉だんご入り。
「白玉金太郎最中」300円にも大きな白玉だんご入り。

場所柄ドライブのおともに買い求めるゲストも多いそうで、テイクアウトも多彩に用意しているが、
中でもおすすめは「白玉金太郎最中」。


その名の通り、金太郎をモチーフにしたパリッと香ばしいモナカの皮に、

たっぷりの粒あん、茹でたての白玉だんごを挟んでボリュームもたっぷり。

おみやげにするより、できたてをすぐに思いきり頬張ってほしいひと品である。

湯上りにぐびっといきたい「もくじの湯上りサイダー」230円はラベルもかわいい!
湯上りにぐびっといきたい「もくじの湯上りサイダー」230円はラベルもかわいい!
オリジナルグッズも用意している。
オリジナルグッズも用意している。

 

素朴な茶屋を思わせる1階席のほか、子ども連れのファミリーなら靴を脱いで上がる2階席が利用しやすい。自宅のようにくつろぎながら、のんびりと味わおう。

ソフトクリームやフルーツたっぷりのドリンクなど、テイクアウトも充実。
ソフトクリームやフルーツたっぷりのドリンクなど、テイクアウトも充実。
※2021/4/1以降の各記載価格はすべて消費税込価格となります。
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この記事を書いた人
小澤 和歌子

poroco編集部を経て、フリーランスエディター&ライターとして独立。北海道を拠点に飲食や観光など、楽しくておいしい記事を執筆。毎月のporocoでも活躍中!

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