エア・ウォーターの森で初開催! 「NoMaps FOOD」で食の未来を考える【編集部レポ】
札幌発!世界をおもしろくする、ジャンルを超えた複合フェスティバル「NoMaps」
今年で10回目となる「NoMaps2025」が2025年9月10日(水)~9月14日(日)に開催されました!
札幌中心部の約50会場で、展示・トーク・ライブ・ミートアップなど、
多彩なプログラムが街中のあちこちで楽しめる5日間でした。
初カテゴリーが登場!「NoMaps FOOD」
9月13日(土)には、2025年初のカテゴリーとなる「NoMaps FOOD」が、桑園の「エア・ウォーターの森」で行なわれました。
「フードテック最前線」「地方創生」「一次産業の技術革新」など、政策・現場・若手リーダーによるトークセッションのほか、大規模なグループセッション、試食・マルシェ・展示が一日を通して開催。
人と人がつながり、新たなビジネスやプロダクトが生まれる、そんな活気ある雰囲気の一日でした。
「Hokkaidoフードマルシェ」では、サステナブルな製法で作られる食品も
吹き抜けが開放的なインナーパークでは、誰でも立ち寄れる「Hokkaidoフードマルシェ」が開催!
市場には出回らない野菜や、食肉加工品、産地直送野菜が並びました。
倶知安駅で、節水しながら水耕栽培する「LEAFRU FARM」
植物工場の設計などを手がける「プランツラボラトリー」。同社が開発した軽量遮熱建材とLED、節水システムを使い、効率的に水耕栽培ができる装置が展示されていました。
'23年12月からは、北海道電力と共同で倶知安町の駅の一角でフリルレタス等の栽培をする「LEAFRU FARM」をスタート。地域のホテルやレストランに卸すことで輸送コストも削減。
水素の力で、CO₂を出さない焙煎を実現したコーヒー
サッポロウエシマコーヒー株式会社では、CO₂を排出しない水素の熱を使って焙煎する、独自の水素焙煎機を開発。コーヒー豆は、有機栽培+レインフォレスト・アライアンス認証のもの。
実際に飲んでみた水素焙煎コーヒーは、口あたりがまろやかで奥行きがある味わい! 従来よりも緻密に熱をコントロールでき、味わいを細かく調整できるのだとか。
想いが交差する熱気あふれるセッションの一部をご紹介
メインホールでは、食にまつわる各方面のプロが登壇する6つのトークセッションが行なわれました。
北海道の食と地域の未来をテーマにしたトークセッション「ガストロノミーによる、地域と飲食業の融合を考察 by 株式会社インフォマート」では、
・ガストロノミーツーリズムの専門家・家中みほ子さん
・道産木材の建築を手がける「三五工務店」の田中裕基さん
・淡路島で地域再生プロジェクトを成功させた「バルニバービ」の佐藤裕久会長
が登壇。モデレーターは、シハチ鮮魚店などを運営する「LAUGH GROUP」の大坪友樹さん。
ガストロノミーというと、美食や高級料理をイメージする人も多いかもしれませんが、ガストロノミーツーリズムは、食を入口に地域の歴史・文化に触れることで、より深い体験ができる旅のこと。
登壇者それぞれが語る、地域と連携した新しい飲食モデルの可能性は、どれも魅力的でした!
「地元のものを使うことの付加価値」「飲食店が持つ地域の魅力を伝える力」「食が人を呼び込み街を動かす力」など、
共通していたのは、飲食店を単なる食事提供する場ではなく、地域の文化や人の暮らしと結びついた存在として捉えていることだと感じました。今後の飲食業の可能性にワクワクするセッションでした。
初開催の「NomapsFOOD」は、食の未来にワクワクする一日でした
政策から現場、若手リーダーまで──食に関わるさまざまな立場の人、そして食に関心のある人々が一堂に会した貴重な場。
きっと参加されたみなさんが、「NomapsFOOD」がなければ出会えなかった人やアイデアに触れられたはずです。
ぜひ来年以降の開催も期待したいです!
※記載価格はすべて税込です。
※掲載情報は取材時点のものです。施設内容やメニューなどは変更になる場合があります。
オールシーズン登山やキャンプ、釣りを楽しむ。北海道の自然と食を愛し、美しいロケーションで美味しいものを食べることがライフワーク。
porocoWEB編集長 谷藤夏紀が書いた記事はこちら