poroco2021年9月号掲載【SDGs連載】

札幌中心部から車で約20分、豊かな緑に包まれた小別沢にあるシティーファーム・谷口めぐみ農園。谷口さんは、この土地で代々続く農家の4代目。無農薬を目指して野菜を育てながら、作り手と食べ手がよりフェアでサステナブルな関係になる、新しい農家の在り方を模索している。

シーズン会員の一回に届けられる野菜の一例。年間約50種類もの作物を育て、珍しい野菜やハーブもある。
自然の気まぐれさに左右されやすい農業。「安心・安全で、美味しい野菜を作りたい」という志があっても、経営のリスクが多ければ野菜作りに専念できない。そこで、'20年から「CSA」※をベースにしたシーズン会員の取り組みをスタート。欧米で普及する「CSA」は、作物の代金を先払いすることで農家を支援するシステム。谷口さんはシーズン会員の野菜を一年を通して育て、不作のときも豊作のときも等分にシェア。採れたての野菜はその日に発送され、会員は甘みの凝縮した越冬小松菜や、生でも食べられるみずみずしいアスパラなど、季節ごとの野菜を受け取れる。谷口さんの想いに共感した人が集まり、初年度に続き、'21年1月に募集した100人の定員も早々に達成。2年目を迎えた。

7月中旬~10月に無人の直売所がオープン。極力プラスチックの包装を使わずに野菜を陳列。エコバッグ持参で訪れて。

ハーブを中心に、様々な作物が植えられたシェアファーム。自ら育て、食べる喜びを体験できる。
笑顔が素敵な谷口さん。食べることが好きで、普段の農作業のほか、野菜の保存法、美味しい調理法をSNSなどを通じて発信。直売所やシェアファームにも取り組み、今後、会員限定の収穫イベントも行なう予定だそう。「畑を中心に人が集まって、身近に農を感じ、作物を育てることの楽しみや大変さも共感できる場所になれたら」。作り手と食べ手の垣根を越えた、新しいコミュニティの形だ。

3.11のとき東京で被災したことをきっかけに食の安全性に興味を持ち、実家である農家を継いだという谷口さん。
谷口めぐみ農園
札幌市西区小別沢105
https://taniguchimegumi-farm.com/
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札幌中心部から車で約20分、豊かな緑に包まれた小別沢にあるシティーファーム・谷口めぐみ農園。谷口さんは、この土地で代々続く農家の4代目。無農薬を目指して野菜を育てながら、作り手と食べ手がよりフェアでサステナブルな関係になる、新しい農家の在り方を模索している。

シーズン会員の一回に届けられる野菜の一例。年間約50種類もの作物を育て、珍しい野菜やハーブもある。
自然の気まぐれさに左右されやすい農業。「安心・安全で、美味しい野菜を作りたい」という志があっても、経営のリスクが多ければ野菜作りに専念できない。そこで、'20年から「CSA」※をベースにしたシーズン会員の取り組みをスタート。欧米で普及する「CSA」は、作物の代金を先払いすることで農家を支援するシステム。谷口さんはシーズン会員の野菜を一年を通して育て、不作のときも豊作のときも等分にシェア。採れたての野菜はその日に発送され、会員は甘みの凝縮した越冬小松菜や、生でも食べられるみずみずしいアスパラなど、季節ごとの野菜を受け取れる。谷口さんの想いに共感した人が集まり、初年度に続き、'21年1月に募集した100人の定員も早々に達成。2年目を迎えた。
※「CSA」…Community Supported Agriculture

7月中旬~10月に無人の直売所がオープン。極力プラスチックの包装を使わずに野菜を陳列。エコバッグ持参で訪れて。

ハーブを中心に、様々な作物が植えられたシェアファーム。自ら育て、食べる喜びを体験できる。
笑顔が素敵な谷口さん。食べることが好きで、普段の農作業のほか、野菜の保存法、美味しい調理法をSNSなどを通じて発信。直売所やシェアファームにも取り組み、今後、会員限定の収穫イベントも行なう予定だそう。「畑を中心に人が集まって、身近に農を感じ、作物を育てることの楽しみや大変さも共感できる場所になれたら」。作り手と食べ手の垣根を越えた、新しいコミュニティの形だ。

3.11のとき東京で被災したことをきっかけに食の安全性に興味を持ち、実家である農家を継いだという谷口さん。
谷口めぐみ農園
札幌市西区小別沢105
https://taniguchimegumi-farm.com/
< poroco2021年9月号掲載【SDGs連載】