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【たすけてドクター】014. バルトリン腺の炎症が不安
2018年8月1日

バルトリン腺の炎症が不安

Q. バルトリン腺が繰り返し炎症を起こしてしまいます。体調不良になると起こるようです。病院の先生には「繰り返すなら手術を」と言われていますが、早めに手術したほうが良いのでしょうか? 今はまったく症状はありません。
(37歳・パート)

A. バルトリン腺は膣の入口に開いている分泌腺で、左右にあります。その分泌液は性交時に「潤滑油」の働きをするものです(実際には「油」ではありませんが)。「バルトリン」は発見者の名前ですネ。その腺にバイ菌がついて炎症が起きると、分泌液の出口が閉じてしまい、中に液がたまってしまうンです。

 そうすると、バイ菌は行きどころがなくなって腺の中で繁殖し、膿がたくさんできて、腺そのものが大きく膨らみます。病名としては「バルトリン腺膿瘍」と呼ぶものです。場所が場所だけに、座っていると圧迫されて痛みがひどくなるんですネ。

 原因菌としては、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌によるものが多く、これらは同時に細菌性膣炎を引き起こす場合もあります。

 治療は、まず膿を出すのが先決。カラの注射器で中の膿を吸い出すか、切開をして搾り出します。その後、抗生物質を飲んでもらってバイ菌を抑えます。症状が軽いうちならお薬を飲むだけで治りますよ。予防法としては、ふだんから清潔を心がけることが一番ですね(お尻をふく方向にも気をつけましょう)。

 ご相談のかたのように繰り返す場合には、造袋術(ゾータイジュツ)といって、中の膿の排出を容易にするために開口部を作る手術をすることがあります。

 または、バルトリン腺そのものを摘出することもあります。早めにしておかないとマズイ、というものではありませんが、今度症状が出たときに、担当の先生と相談なさってはいかがでしょうか。

poroco本誌過去掲載分から一部抜粋で掲載しています。

 

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