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【たすけてドクター(胃腸科)】014. 便秘と下痢を繰り返すのは「過敏性腸炎」?
2018年8月1日

便秘と下痢を繰り返すのは「過敏性腸炎」?

Q. 5年近く便秘と下痢を繰り返しています。たまたまテレビで「過敏性腸炎」という病気があることを知り、自分の症状に近いように思いました。日常生活に支障をきたすほどの痛みはないのですが、自然に治癒することはないのですか。

(32歳・会社員)

A.

長い間続く便秘と下痢は要検査

 過敏性腸炎は正式には「過敏性腸症候群」といいます。腸の働きのバランスや乱れにより、下痢、便秘など色々な症状をおこす状態です。しかし、これはあくまでも腸に特別な病気がないということが前提。この方の場合、症状の出ている期間が長いので、一度大腸の検査を受けた方が良いですね。その結果特別な病気がなく、やはり過敏性腸症候群という最終診断になった場合は、食事、日常生活などを工夫すると良いでしょう。

 

理想的な便通とは

 消化と吸収は主に小腸でおこなわれ、大腸では主として水分の吸収といらなくなった便を体外へ出す働きをしています。この働きがバランス良くおこなわれているときは、1日1回、適度な硬さの便がバナナ1本分くらい出るのです。大腸の運動(働き)は大きく分節運動、蠕動(ぜんどう)運動の2つに分けられます。分節運動は主として右側の大腸でおこなわれるもので、この部分は腸の内側にヒダが突き出ており、一つひとつの部屋に分かれたような状態になっています。小腸から移動してきた泥状の便を中で転がしながら水分を少しずつ吸収し、それが終わると蠕動運動という便を送り出す運動がおこり、便が肛門の方へと移動します。

 

善玉乳酸菌剤の摂取を心掛ける

 腸の働きは暴飲暴食、過労、ストレス、不規則な食生活などにより乱れてきます。その結果として下痢、便秘、腹痛などがおこってくるのです。また腸内細菌の乱れによっても色々な症状が出ます。悪玉菌は前述のような悪条件のときに増えるので、善玉の乳酸菌製剤などを普段から取るよう心掛けることも必要です。ご自分の食生活、日常生活を見直してみてください。

poroco本誌過去掲載分から一部抜粋で掲載しています。

 

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