さっぽろカフェ連載(56)/CAFÉ de JIKAN
築80年の建物をリノベーションした一軒家カフェ
北18条駅から北大キャンパスの方へ少し歩いた静かな住宅街に「CAFÉ de JIKAN」はある。
どこかフランスの田舎町を思わせるような佇まいの建物は築80年にもなる元馬小屋をリノベーションし、真っ赤な屋根がひときわ目を引く。
高い天井を活かした屋根裏のような2階席や、カラフルなテーブルがカントリーチックな1階席。
この7月からは新たにテラス席が増え、よりゆったりと過ごせるようになった。
丁寧に焼き上げたガレットが自慢
さて、ある程度の年を重ねた札幌市民ならば、「自由人舎 時館」と聞くと、「おなかをすかせた学生のためのお店なんじゃない?」なんて思うかもしれない。
でもそのイメージを持ったままで訪れたら、きっとびっくりすると思う。
2号店であるこちらのお店の主役はブルターニュの郷土料理・そば粉で作る本格的なガレットなのだ。
自家製ハム&チーズの定番「コンプレット」や、野菜たっぷりの「ラタトュイユとハム」、カレーが評判の同店ならでは「40年目の鶏キーマ」など5種類。
北海道産のそば粉を使用し、滋味にあふれた生地はしっかりとそばの香りが引き立つ本格派だ。
ちなみに「添えられる」、というにはあまりにもたっぷりのっているキャロットラペ。
柑橘のさわやかな酸味とジュワッと広がるレーズンの甘みが絶妙で、私はこのお店のものがたまらなく大好き。
心ときめくスイーツクレープも
本店で提供されていたときから、たびたび食していたのが「オレンジシュゼット」。
甘酸っぱいオレンジ果汁やリキュールが染み込んだアツアツのクレープ。そしてその上でとろけていくバニラアイス。口に含めばバターの芳醇な香りがいっぱいに広がって、思わずうっとりする。
このメニューを注文するときには、コーヒー党の方もぜひ紅茶をおともにしてほしい。
ほのかなタンニンの渋みと華やかな香りがより味わいを引き立ててくれるから。
焼き菓子や一部のクレープはテイクアウトもできるので、おみやげにもおすすめだ。
人のぬくもりにも癒されて
同店につい足が向くのはその雰囲気にもある。
きっと母より年上と思しき女性が、何気なくかけてくれるあたたかな言葉、遠くから聞こえてくるキッチンで交わされる和やかなやりとり。
気がつけば肩の力がふっと抜けて、背伸びをせずにのんびり過ごせる空気感がこのお店にはある。
どのメニューもボリュームたっぷりなので、
あれこれ食べてみたい人はシェアして楽しむのがいいだろう。
※記載価格はすべて税込です。
※掲載情報は取材時点のものです。施設内容やメニューなどは変更になる場合があります。
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店名
カフェ ジカンCAF? de JIKAN(※Eの上にアクサンテギュ)
- TEL 011-792-9171
- 住所 北海道札幌市北区北19条西6丁目1-19
- アクセス 地下鉄北18条駅1番出口より約8分
- 駐車場 あり/5台
- 営業時間 11:30~22:00 *LO 21:00(*D 17:00~)
- 定休日 月曜
- 予約 *Dのみ16:00以降予約可
- 席数 36席/禁煙
- 子供の利用 OK
- URL https://www.instagram.com/cafedejikan/