フレンチのエッセンスも織り交ぜた新しい札幌の中国料理

単に「中国料理を食べに行く」と思うと、イメージとまるで違うヌーベルシノワのお店が’21年3月にオープンしました。数多くの中華料理の名店を食べ歩き、料理の技法や素材をとことん研究。フレンチのエッセンスも感じるヌーベルシノワのおまかせコース料理がいただけます。

今月のひと皿「蝦夷アワビの酒蒸し 台湾バジルソース」は、生きたアワビを紹興酒や日本酒と薬味で約2時間半ほど煮て絶妙な柔らかさに。噛みしめると柔らかい中にも、しっかりと濃いアワビの味わいを残しています。

コースの中の一品「魚菜盛り」。ボタンエビと真だちの紹興酒漬けがお酒好きにはたまらない！

魚介は全国の旬のものを厳選して使用しています。

店主の池田知康さんは、旭川出身。寿司店で魚の見方を学び、「旭川パークホテル」などのホテルで中国料理へ。その後フレンチなど数多くの飲食店を経験したのち独立、その幅広い知識を現在のお店へ集約させました。

道庁のそばにあるビルの地下１階。カウンターとテーブル席のある明るい店内です。

ランチは「台湾ルーロー飯」1，000円など、2～3種類のメニューを気軽にいただけます。

ディナーは完全予約制（2営業日前まで）で、おまかせコースは8,500円～、ティーペアリングは5,500円。