【第46回】タップダンサーで講師のYuki Omiさんにお話を伺いました。
スポーツには、言葉、性別、人種、障がいなどの壁はありません。
そして健康や生きがいづくり、地域や経済の活性化、国際交流などに密接に関わり、
人と人、企業と企業、北海道・札幌のモノ・コトをつなぐ大切な役割を担っています。
このようなスポーツによるまちづくりについて、タップダンサー/講師のYuki Omiさんにお話を伺いました。
言葉を超えて足音でつながる世界 札幌を“タップダンスのまち”へ
Yuki Omiさんプロフィール
タップダンサー・タップダンスインストラクター
北海道北見市出身。4歳からクラシックバレエを始め、2014年に単身ニューヨークへ渡りタップダンスを学ぶ。
2016年に帰国後、タップダンス専門スクール「YukiTap」を始動。2021年には札幌市内に自身のスタジオを開設し、現在は札幌を拠点にインストラクター・パフォーマーとして北海道でのタップダンス普及に取り組む。
思うように踊れない悔しさと面白さ 温かでオープンな文化にも夢中に
20代で渡米し、出会ったタップダンス。4歳からバレエを続けてきた私が、タップは思うように踊れないのが悔しくて、それが面白くて、すぐに夢中になりました。何より心を掴まれたのが、タップの温かな文化です。英語ができなかった私を、足音ひとつで「GOOD!」と受け入れてくれる。年齢もレベルも関係なく、誰もが輪の中にいられる。ここが私の居場所だと感じ、タップと生きていこうと決めました。国際フェス等で世界各地に仲間ができる中で、いつしか今度は私が、この素晴らしさを伝えたいと思うようになっていたんです。
北海道初の国際タップフェスを開催 街角からタップの足音を響かせたい
北海道に戻ってスクールを立ち上げて6年。今では約100人の生徒が通ってくれるようになりました。本場のタップの楽しさや人とつながる喜びを、生徒たちにも味わってほしい。その思いから今年5月、北海道初の国際タップフェスを開催しました。私の原点で恩師でもあるサム・ウェバー氏をはじめ、世界の第一線で活躍するダンサーを講師に招いたフェスの主催は、すべてが未経験で手探りの連続。目の回るような忙しさでしたが、本場のリズムに触れてもらえたことが何より嬉しかったです。海外や道外の人たちとタップを通じてつながる姿を見て、昔の私がもらった感動のバトンを、今度は札幌で渡せたのだと感じました。いつかは札幌を〝タップのまち〞に。街角のあちこちからタップの足音が響いたら最高ですね。
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